2012年10月18日

家人と縄文杉&三岳酒造へ 三岳酒造訪問記 − 鹿児島県屋久島 2012/9/28〜10/1 −

縄文杉に行った翌日、近畿・東海・関東では台風17号で凄い風雨。屋久島は台風一過でいい天気になっていました。
その日、私の屋久島旅行3日目の2012年9月30日に三岳酒造さんを訪問しました。
屋久島への出発前、大阪で三岳酒造の佐々木社長にアポを取ったのですが、佐々木社長は多忙で、私の滞在中はこの9月30日(日)の午後しか空いていないと事務の方から伺いました。
さらに、佐々木社長は当日、幼稚園の運動会の主賓で午前中は無理だということで、お会いする時間は当日の午後2時に佐々木社長にお電話して決めるという手筈を事務の方がしてくださいました。
しかし、当日は島に向かう交通、特に船はすべて欠航していましたので、30日の午前中に佐々木社長の方からお電話を頂きました。屋久島に来れているのか心配で電話したとのこと。
佐々木社長の電話での第一印象は気さくな方だなあというものでした。
そのお電話で訪問の時間が16時に決まりました。


16時少し前、県道77号線沿いにある「三岳酒造」さんに到着。
三岳酒造 事務所

三岳酒造 事務所から旧工場を臨む

事務所にお伺いしたら、佐々木社長は同じ敷地内にある工場のほうに行かれており、社長の娘さんが呼んできてくださいました。

1時間ほど芋の搾りかすのメタン処理施設の話や新工場の話、三岳、延いては本格焼酎への想いをお伺いしました。
いろいろ勉強になりました。ありがとうございます。


事務所を後にし、事務所裏のメタン処理施設を見ながら、工場見学をさせていただきました。
三岳酒造 芋搾りかすメタン処理施設

まずは、佐々木社長から敷地内の工場全体の建屋の配置をレクチャーしていただきます。
三岳酒造 佐々木社長より敷地内建物レクチャーを受ける

三岳酒造 工場外観


スリッパに履き替え、まずは蒸留までを行う工場に入ります。
入り口を入った目の前に一次もろみの貯蔵甕があります。そのエリアを通り越し奥に進むと奥の壁際に、麹を作る機械が設置されています。
三岳酒造 一次もろみ甕と麹を造る機械

原料米を「洗米・浸透→水切り→蒸し→放冷→種付け→製麹→麹」まで担っている機械です。
三岳酒造 一次もろみの甕・タンクと麹を造る機械

三岳酒造 麹を造る機械


出来上がった麹に水と酵母を加え一次もろみを作るために、先ほど通過した甕やタンクに仕込みます。三岳酒蔵さんでは一次もろみを作るのに甕とタンクを併用しているとのことです。
三岳酒造 一次もろみ用の甕

三岳酒造 一次もろみ用のタンク

このタンクと甕はコンピュータで温度管理されており、発酵が進みタンクや甕の内部温度が上がると自動的に冷却する仕組みになっています。
タンクの方は外壁が二重になっておりその外壁に水を流すことで温度を下げます。甕のほうは真ん中に水が循環している冷却棒を挿入して温度を下げます。
三岳酒造 一次もろみを覗く

三岳酒造 一次もろみ用タンクの冷却設備


さて、一次もろみ製造とは別の工程で、二次もろみを作るのに必要な芋の準備があります。
麹を作る壁際の機械の奥に原料の芋を加工する部屋があります。
原料のさつま芋を「原料処理→蒸し→放冷→粉砕」する部屋です。
原料処理は手作業です。さつま芋を洗って頭とお尻を落とし、さらに色が変色しているところも切り落とします。
三岳酒造 さつま芋カット場

三岳酒造 洗浄・カットされたさつま芋

それを蒸し釜にいれ、ここからは自動で粉砕までこの機械がしてくれます。
三岳酒造 芋蒸釜


この粉砕した芋と一次もろみと水を二次もろみ発酵用のタンクに入れます。
三岳酒造さんには二次もろみ用のタンクが54基あります。
このタンクももちろんコンピュータで温度管理がされています。
三岳酒造 二次もろみ用タンク

三岳酒造 二次もろみ用タンク全景

三岳酒造 二次もろみ発酵風景

二次もろみが完成するとタンクの横にある蒸留機で蒸留をします。蒸留は1日2回行われ、1回に付き、蒸留だけで3時間半、前準備、後作業を入れると4時間半は掛かります。
三岳酒造 二次もろみ用タンクから蒸留器への段取り表

三岳酒造 蒸留器


蒸留が終わるとこの建屋とはお別れです。
隣接する貯蔵庫のほうで3ヶ月ほど熟成させます。
この段階で、検定・ブレンド・濾過や精製が行われます。
また、この貯蔵に関しては社長はこだわりを持たれていて、ステンレスのタンクは使わず、ホーローもしくは樹脂の樽を使用しているそうです。
三岳酒造 貯蔵用タンク

三岳酒造 貯蔵タンクの攪拌装置

三岳酒造 検査装置

後は、瓶詰めの工程になるのですがそらは事務所の横の建屋で行われているとのことです。

以上が工場見学記となりますが、工場見学後、工場の一角にある品質を管理している部署も見せていただきました。温度管理やアルコール度数管理など多くの方が品質を保つため、はたまた品質を上げるために居られ、熱気を感じました。
三岳酒造 検査室

駆け足でしたが工場見学が終了しました。

工場の外で、新工場建設の際、芋の搾りかすを自由に持って行って貰うポンプを工場の横に設置したというお話を伺いました。メタンの処理施設で全部処理できるが、今までお世話になった畜産業の方が無料で持っていっても良いように作られたそうです。
本当にいい話だと感心しました。

最後に佐々木社長と記念撮影をしお別れしました。
三岳酒造 佐々木社長とのツーショット


また機会があれば佐々木社長とお会いしたいなぁと思います。
三岳酒造 夕景


この訪問記は検証いただいたわけではありませんので、私の思い込みで記述し間違っていることも多々あるかも知れません。その場合はご容赦願います。
私の勘違い等お気づきの点があれば、ご連絡いただければ幸いです。


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posted by おじんは旅人 at 14:18| Comment(0) | 鹿児島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月14日

家人と縄文杉&三岳酒造へ 最終日 − 鹿児島県屋久島 2012/9/28〜10/1 −

朝6時半に起き出す。本日最終日である。
7時に食事を取り、8時過ぎ「民宿たけんこ」をチェックアウトした。
3日間どうも有難うございました。
もし、また屋久島に来れたら泊まりに来ます。

12時前の飛行機の時間までで何をしよう。
まずは、行けなかった白谷雲水峡に行くことにする。
45分位のドライブ。
白谷雲水峡に到着。
白谷雲水峡 その1

2012100104_320X240.jpg

白谷雲水峡 その2

もののけ姫の森(苔むす森)に行きたかった。誰に聞いてももののけ姫の森は綺麗だという。特に雨が上がって苔に水滴がついているとなんとも幻想的で綺麗だそうである。
4時間ぐらい掛るので止む無く今回は断念。再訪する機会があれば絶対に行くぞ!
もちろん、屋久島ガイド里程標の滝澤さんの案内で(笑)

白谷雲水峡も屋久杉ランド同様、回遊コースが整備されており、1時間から3コースあった。
白谷雲水峡 その3

飛行機の都合でハイキングは断念し白谷雲水峡を後にしました。

白谷雲水峡に行く途中、宮之浦の町を一望できる景色のいい場所でガイドさん付きのツアーの方が写真を撮っていたので、帰路その場所で我々も写真を撮りましたが、行きはすごく良い天気で綺麗風景だったのに、ものの30分ほどでどんより曇ってしまい綺麗とは言い難くなっていた。
屋久島の天気は目まぐるしい。
宮之浦の遠景


宮之浦の町に降りて大阪へのお土産を物色するために屋久島観光センターに寄る。
若干のお菓子と午後には大阪に着くので揚げたての屋久島揚げを購入した。

少し早いが屋久島空港に向かう。
空港に最寄りのガソリンスタンドでガソリンを満タンにしお約束通り空港の駐車場にカギを掛けずに放置。
これでOK!!!完璧である。

屋久島は一日中晴れているということがなく、1日のうちに晴れ、曇り、雨がいつも混在していた。晴れているのに雨が降ったり本当に変な天気の島でした。
でも、皆さん親切で自然豊かないい島でした。

11時55分屋久島空港を離陸し、今回の旅は終わりました。
屋久島空港 搭乗風景

もうすぐ、大阪到着。楽しかった〜!!!!!
大阪市上空

帰ったら現実が待っている。


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posted by おじんは旅人 at 11:26| Comment(0) | 鹿児島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月11日

家人と縄文杉&三岳酒造へ 3日目 − 鹿児島県屋久島 2012/9/28〜10/1 −

大阪で屋久島旅行を計画しているときは、出来れば白谷雲水峡でもトレッキングしたいなあと考えていた。
白谷雲水峡にある「もののけ姫の森」。現在はもののけ姫の森とは言わず「苔むす森」ということになっている。
何か問題があったのだろうか?
しかし、前日縄文杉から帰ってきた瞬間に明日はトレッキングは体が無理と完全に分かった。
そこで、朝食を一番遅い8時にしてもらい、ゆっくり寝ることにした。

それでも、7時半には起きないといけない。まだまだ寝い。朝食もいらないから寝たい。と思ったが、準備をしていただいている。
無理やり体を起こす。足がとてつもなく痛い。
朝から外は快晴だ。台風17号はどこに行ったのだろう??
この天気なら登山バスは走っているのかな?

お腹は空いていた。美味しい朝食を頂き少し元気になった。
しかし、足は思うように動かない。家人はもっと大変なようである。
11時ごろまで部屋でくつろぎ、レンタカーを借りに私だけが部屋を出る。外はいい天気で気持ちがいい。徒歩10分ほどでレンタカー屋さん「カミヤマレンタカー」に到着。明日のお昼まで24時間レンタカーを借りる。料金は10%割引で6400円。空港に乗り捨て無料なのでとてもリーズナブル。ここのレンタカー屋さんも初日同様、屋久島空港の駐車場にカギを掛けずに車を放置しておけばOKである。

一旦たけんこに戻り、家人と登山用のレンタル用品をピックアップしレンタルショップ「山下」に行き、ザックや靴などを返却する。
2泊3日で借りていたのだが、台風の影響でバスが出ないからと1日分返金してくれた。どの人も優しい。
レンタルショップ山下 その1

レンタルショップ山下 その2


民宿たけんこ」を出たので、折角だから観光しようということになる。
その前に昼食。
安房港近くの中華料理屋さんの「万来軒」に行った。
私はラーメンと炒飯のラーメン定食。家人はチャンポン。屋久島の醤油は九州なので当然甘いのだが、その醤油を使っているのでスープが非常に甘い。特にチャンポンは野菜類のせいかラーメンよりもっと甘く感じる。我々の口には合いにくい。確かに民宿で夕食の刺し身を頂くときもこの甘い醤油なので、出来れば普通の醤油で食べたかった。
食は文化なので郷に入れば郷に従えは当然なのだが...

痛い体に鞭打ち、一昨日場所が分からなかった屋久島の三大銘瀑の一つ「千尋(せんぴろ)の滝」に行く。分かりにくい道を迷いつつ到着。
台風のせいか水量もあり雄大な姿が見れました。
千尋(せんぴろ)の滝 その1

千尋(せんぴろ)の滝 その2


続いて、「トローキの滝」ここもどこかわからずやっと見つけたが、どうも駐車場からだいぶ歩かないといけないようなのでまたまたパス。

屋久杉ランドに行く道が開通したらしい。
今日も、お猿さんと鹿を見る。
猿と鹿が仲良く


屋久杉ランドは樹齢数千年の屋久杉を含む屋久島の原生林を容易に鑑賞できる地域で、30分、50分、80分、150分の4つの回遊コースがあり、自分の足と相談しながら歩けるのですが、どれも歩けずパスです。
土産物屋兼休憩所を冷やかし屋久杉ランドを後にしました。
屋久島の海岸

屋久島第2の町 安房


大阪から持ってきていた湿布が底を尽きそうなので湿布を買いにドラッグストアに寄り、一旦民宿に引き上げ。

15時40分民宿から再び出て、私の目的であった三岳酒造さんを訪問。
芋焼酎三岳は12年前懇意な居酒屋のマスターに薦められて飲んだのが最初で焼酎が好きになったきっかけを作ってもらった、私が一番好きな焼酎です。

16時前三岳酒造さんに到着。
三岳酒造 事務所



佐々木社長にお会いしました。
日曜日にも関わらず、仕込みのシーズンが始まったので工場も操業しています。
さすがに、事務方はお休みでしたが。

佐々木社長と芋焼酎三岳のことを1時間ほどいろいろ教えていただきました。
芋の搾りかすの処理施設を新設したので、今までより量産が可能になり、それに伴い製品工場も新設して量産を開始したそうです。
皆さんのところにも三岳が届きやすくなると思います。美味しいですよ!!!

もう、17時ですが無理を言って工場を見学させていただきました。
新設された工場は清潔でこれは美味しい焼酎ができるわという感じです。ひとつひとつ設備を丁寧に説明して頂き、従業員の方々も迷惑なはずなのに嫌な顔一つせず、あらんやきっちり挨拶をしていただき、本当に気持ちよく見学させていただきました。

工場見学で思ったのは、たくさんの気を遣う工程が存在し、どれも大事な工程であるので力を抜けず大変な作業だなぁということです。
佐々木社長や従業員の方々の日々の努力や品質へのこだわり、気のやさしさが、美味しい三岳を生むというのが良くわかりました。

18時に三岳酒造さんを辞去しました。
三岳酒造 入口



佐々木社長、従業員の皆様ありがとうございました。
(三岳酒造訪問記は、別でこのブログにUPします。こうご期待を!)

18時半民宿に戻り、今日も先に入浴させてもらい食事にしてもらいました。
民宿の旦那さんは、刺身が初日と被ったと恐縮されていましたが、台風で漁も出来ない状況の中、3日とも違う料理を提供して頂いたのには頭が下がります。ご馳走様でした。
民宿たけんこの夕食



まだまだ体が痛く、今日も早寝します。

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posted by おじんは旅人 at 13:25| Comment(0) | 鹿児島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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