2012年12月21日

中村酒造場訪問記 − 鹿児島県霧島市 2012/11/15 −

甲斐商店さんを後にして、次の予定は13時に中村酒造場様です。
中村酒造場は芋焼酎「なかむら」、「玉露」の蔵です。

時間的に霧島市の国分辺りで昼食をとるのがベストなので、まずは、霧島市を目指して車を走らせます。
国道268号線を走り、粟野ICから九州自動車道に乗り加治木JCで隼人道路に入り隼人東ICで降り、そこから国分市街地に行きました。
昼食後、カーナビだけを頼りに中村酒造場さんを目指し、迷い迷い13時ちょうど中村酒造場さんの駐車場に到着しました。

車から降りると、若い方から元気よく声をかけられました。
なにあろう、中村酒造場の息子さんで取締役の中村慎弥さんでした。
社長さんが急用でお出かけになったため、我々の相手をしてくださることになったということです。

事務所に通していただき、名刺交換。
中村取締役は私どもの住所を苦もなく読まれました。
ビックリしていると、今年の春まで大阪の南海酒販という問屋さんで修行をされており、南海酒販さんは私どもの店がある住吉区の隣町堺市にあり、かつ、堺市にも同じ町名”遠里小野(おりおの)”が存在しています。
まさか鹿児島で我が町のことを知っている人に会うなんて思っても居なかったので、私は急に中村取締役に親近感を覚えたのは言うまでもありません。
そんなところから、中村取締役の大学農学部卒業から後の話を少しお伺いしました。
大学卒業後すぐに東北の日本酒の蔵で酒造りを2年間勉強し、その後の2年間を大阪の南海酒販さんで問屋というものと小売店への営業活動などを勉強し、この春から中村酒造場に戻ってこられたそうです。

雑談が終わり、中村酒造場さんのお話を伺いました。
なかむらを美味しいと言ってもらえるのはうれしいが、蔵が小さく手作業なのでこれ以上の出荷は無理。
というわけで、新規取引は難しい。
ただ、こうしてわざわざ蔵まで来ていただいているところには将来取引をしたいという思いはあるとのこと。
また、蔵の伝統は守りながら、新しい面白い製品を開発したい。3〜5年は掛かるだろうが何とか作りたいと篤く語られていました。
若いって言うのはいいもんですねぇ。

元々大阪からお電話でアポを取ったときに社長様のほうからも新規取引は無理と言われていたのを無理にお願いしてお話を伺うことになったので初めから取引に関しての答えは分かっていました。
また、後で蔵見学を中村取締役の案内でさせていただいたのですが、中村取締役がが仰ったとおり、蔵は小さく本当に手作りで作られているためこれ以上の出荷は無理というのがよく理解できました。

お話の後、蔵見学。

中村酒造場の蔵


まずは、石室で製麹。

製麹室(中村酒造場)

製麹室入口(中村酒造場)

麹米(中村酒造場)


この石室は、創業当時から使われているそうで物を大事に使うというこだわりを感じます。

一次仕込み、二次仕込み共に甕仕込みで、この甕も社長さんが焼酎つくりを始められるとき自分で埋め込んだ甕だそうです。
だから、甕がきちんと並んでないのですよと中村取締役は照れておられましたが愛情いっぱいな感じでした。

一次仕込み用甕(中村酒造場)

二次仕込み用タンク(中村酒造場)


蔵では社長様の意向で昔からのものを大事に使われており、中村酒造場さんのこのこだわりが焼酎の味に出ているのだなということが良く分かるのでした。

蒸溜機(中村酒造場)

貯蔵用タンク(中村酒造場)

瓶に栓をする機械(中村酒造場)


中村酒造場さんの蔵で教えていただいたのは、「なかむら」もレギュラー焼酎の「玉露」も作り方は全く同じで違うのは麹米だけだそうです。
「なかむら」も旨いですが、「玉露」が旨いのは当たり前でした。

最後に、中村取締役と写真をパチリ。

中村取締役と一緒に


貴重なお時間ありがとうございました。


後日談になりますが、国分の赤塚屋百貨店さんでお話をしているとき、中村取締役のことが話題に上がりました。赤塚屋百貨店さんは焼酎の扱い量に関しては県内一二だと思いますが、中村取締役はここで他の蔵の焼酎を大量に購入して家で飲み比べていらっしゃるそうです。勉強熱心な方です。


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posted by おじんは旅人 at 11:27| Comment(0) | 鹿児島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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